交通事故の「嘘」は…いずれバレる

被害者が自分の力だけで、交通事故での無実を証明した手法

BOOK02 簡単な計算で…

一種の『暴露本』である本書は、グレーゾーンをひた走る交通事故鑑定人にとっては…非常に邪魔な存在のようです。

抗議のメールや電話を受ける度に、燃えてきます!(笑)

恐らく現在販売している電子書籍の中では群を抜いた問題作だと言えるでしょう。

(← amazonのKindleストアにて、\1250で絶賛販売中です!)

しかも、『交通事故で被害者を食い物にしている方々にとっては…ネタバレ必至の面倒臭い電子書籍』です。

(逆に、清く正しく活動をされている鑑定人にとっては全くダメージの無い話なのです。)

私自身もそうでしたが、交通事故の後、被害者は『自分が食い物にされるなんて、微塵も想像していない』人が大半だと言って良いでしょう。


事故後、私は損保側から正しく補償を受けるまでに9年間戦い続けました。

その中でも、特に損保側の鑑定人がでっちあげた嘘の主張を覆すのに役立った『エネルギーに注目して事故を考える』方法について、本書で解説しています。

損保側の鑑定人は私が記憶している実際の事故の状況とは『全く異なる状況』を主張してきました。

この様な『記憶と全く違う事故の状況』を主張された際には、『あるべきはずのものが無かったり、無いはずのものが有ったり…』と、エネルギー的に全く説明のつかない事象が残されています。

裁判の時に、そこに気付けるかどうかが大きなポイントになります。

交通事故のプロの意見も、学識者の意見も、盲信してはいけない

旋回半径

本書は、

 ・どこを見て、「説明がつかない」と判断したのか?

 ・矛盾が矛盾を生むプロセス。

 ・たとえ学識者であっても油断できない現実。

など…自身の交通事故の経験を元に『実際に、今、そこにある交通事故裁判での問題』について警鐘を打ち鳴らす一冊です。

(※加害者車両は損保鑑定人の主張だと黄円の軌跡を描く。 大学教授の主張だと橙円の軌跡を描く。 どちらも障害物にぶつかり、右折を完了できない。)


近年、『弁護士特約』の普及により、交通事故後の訴訟が大幅に増加しました。

かつて『交通事故後の裁判は稀な事例」でしたが、現在は非常に一般的な行動だと言えます。

当然ですが、相手の弁護士も裁判官もエスパーではないので、あなたの心を読む事はできません。

『間違い』や『嘘』など、言いたい事が有れば、はっきり相手に主張してください。

そして、相手側の言う事は鵜呑みにせず、徹底的に調べ上げ、問題がある個所は必ず反論する…。

その繰り返しが交通事故裁判の原点だと思ってください。

交通事故の発生原因の調査には、感情を入れない

教授図

裁判中、私は『相手側の主張する値はどの様にして得られたのか?』と考え、事故の状況ではなく値に注目して数学と物理学の視点から解析しました。

その結果、『相手側の主張が事実とは関係なく、裁判で有利な条件を獲得する為に制限速度から作られた値』だと予測した所…これが偶然とは思えない程、綺麗に損保側の主張と合致したのでした。

他人の主張に対し、「プロや専門家の言っている事だから…」と臆してはいけません。

例えば3.11で福1の原発事故の後、「この程度の放射性物質なら健康に影響は無い!」と言い放った大学の先生が居ました。

専門の学者の発言でも、『正しいか間違いかは不明だが、そんな考え方もある。』と言った程度に捉えてください。

常に「何かおかしな所は無いか!?」と真っ直ぐ探求する…そんな被害者にとって、援護射撃になる事を目的として作ったのが本書です。

裁判で戦う際には、前もって『虚偽が存在する可能性』と、『反論を準備する必要性』を理解してください。


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